平成25年定例監査報告書の提出について

監査委員は、第三回都議会定例会に「平成25年定例監査報告書」を提出しました。

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報告書には、平成25年定例監査及び平成24年度東京都財務諸表の監査の概要と結果を記載しています。 報告書の概要は次のとおりです。

1 定例監査

(1)監査の概要

ア 監査の目的
地方自治法第199条第1項、第2項及び第4項に基づき、都の財務に関する事務の執行、経営に係る事業の管理及び事務の執行が、適正・適切に行われているかについて、平成25年定例監査を実施した。

イ 監査の対象
平成24年度における都の事務及び事業の全般

ウ 監査期間
平成25年1月7日(月)から同年9月3日(火)まで

エ 監査実施状況
全28局について、本庁142部の全て、事業所の約4割を対象とした。

(2)監査の結果

ア 指摘件数
17局に対し、89件の指摘を行った。

イ 指摘金額
指摘金額は約2億4,685万円であり、このうち、経費を縮減すべきものや収入の請求漏れなどを指摘したものが約1億4,288万円である。

ウ 主な指摘事例
企画提案方式の趣旨に沿わない契約変更を行ったもの 報告書(P.3、P.25)
各病院での医薬品購入契約の履行確認が十分に行われていないもの 報告書(P.5、P.57)
ろう学校の生徒に火災発生などを伝達する始業灯を生徒の視界外に設置したもの 報告書(P.7、P.119)

2 財務諸表監査

平成24年度東京都財務諸表が、東京都会計基準に準拠しているかを検証し、監査の対象とした財務諸表については、東京都会計基準に準拠して作成されていると認められる。

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