平成30年定例監査報告書の提出について

監査委員は、第三回都議会定例会に「平成30年定例監査報告書」を提出しました。

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報告書には、平成30年定例監査及び平成29年度東京都財務諸表の監査の概要と結果を記載しています。 報告書の概要は次のとおりです。

1 定例監査

(1)監査の概要

ア 監査の目的
地方自治法第199条第1項、第2項、第4項及び第7項の規定により、都の財務に関する事務の執行、経営に係る事業の管理及び事務の執行が、適正・適切に行われているかについて、平成30年定例監査を実施した。

イ 監査の対象
平成29年度における都の事務及び事業の全般

ウ 監査期間
平成30年1月10日(水)から同年8月30日(木)まで

エ 監査実施状況
全28局(本庁の全ての部及び事業所の約4割)、財政援助団体4団体

(2)監査の結果

ア 指摘件数
19局に対し、115件の指摘等を行った。

イ 主な指摘事例
(ア)災害時支援ボランティア、自主防災組織等に係る保険の契約手続が適切でなかっ
   たもの【契約(その他)】 (報告書P.6)
(イ)沈埋(ちんまい)トンネル内で発生するポットホール(注)の発生原因の調査、対
   応の検討をしていなかったもの【財産管理】 (報告書P.7)
   (注)道路の舗装表面が陥没してできた穴  

2 財務諸表監査

平成29年度東京都財務諸表が東京都会計基準に準拠しているかを検証し、監査の対象とした財務諸表については、監査を実施した範囲において、東京都会計基準に準拠して作成されていると認められる。

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