令和5年財政援助団体等監査報告書

東京都監査委員は、令和6年第一回都議会定例会に、「令和5年財政援助団体等監査報告書」を提出しました。

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監査の概要

(1)監査の目的 

都から補助等の財政援助を受けている団体の事業が、その目的に沿って適切に行われているか検証する。

(2)監査の対象

補助金等交付団体、出資団体、公の施設の指定管理者等の事業
(令和3年度及び令和4年度の事業)
実施対象:123団体

(3)監査の結果

25団体及び4局に対し、50件の指摘、意見・要望を行った。

(4)主な指摘等事例

○社会福祉法人や私立学校等に対する補助金が、加算対象者数の誤りなどの理由により、合計約1,666万円過大に交付されていたため、返還を求めた。
(報告書 p.10、34、87、113)
○施設における消防設備等の点検などで不良・不適合と判定されているが、修理等の対応を行っていない箇所があったため、速やかな改善を求めた。(報告書 p.12、143、255)